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米の籾保存にこだわる理由

玄米を美味しく食べるために必要な籾保存

玄米を食べている方からよく聞くのが,玄米に独特の匂いがあり,軽く精米してから食べていたが,穂鹿の玄米を食べたら,臭みがなく,玄米のうま味が凄く感じられて美味しいといったお声を頂けます.では,我々の玄米と他社の玄米は何が違うのでしょうか?

一般的な米の保存方法

 通常,お米は籾覆われており,それを取り除いただけのものが玄米になります.この玄米には,胚とぬか層があり,この部分が白米と呼ばれる胚乳の部分を守っています.
 通常,お米は秋に収穫すると全て籾摺りをして,玄米の状態にして保存します.その為,玄米の表面が空気に常に触れる事になり徐々に劣化していきます.低温保存していないものは,劣化が早くなるため,通常は米袋に30㎏づつ入れて低温保存庫で保存されます.しかしながら,低温保存庫は冷蔵庫のようなものなので,内部は空気を循環させています.そのため,周りの匂いを玄米の糠層が吸ってしまい,匂いがついてしまうものもあります.通常,米は白米で食べることを想定しているため,この劣化した層は削り落してしまうため,問題はないのですが,玄米として食べるとなると,そうもいかなくなるのです.

玄米を劣化させない保存方法

玄米を美味しく食べるために必要な籾保存

 では,玄米を劣化しづらくするにはどうすればいいのでしょうか?
まず,籾のまま保存するということです.
しかし,通常の農家さんが籾で保存しないのは,主に容量・重量を少なくするという目的があります.他には籾のまま乾燥しすぎると胴割れと言う割れが起きてしまう可能性がある為と言われています.
 籾の容量はかなり大きく,通常玄米で30kgほど入る米袋に籾のまま米を入れると半分ほどしか入りません(籾についた穂のひげなどが多い・少ないに左右される)し,重量的にも玄米にすると20%ほど軽くなるため,保管するためには,玄米で保管するのが効率的なのです.
 上記の理由がありますが,我々は玄米でも美味しく食べて頂ける米を提供したいという思いから,全ての米を籾のまま保管しております.